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あなたの想いをアイディアで、空間にします。
個人のお客様
新築住宅やリノベーション、店舗、少人数企業様のオフィスなど、主に個人ベースのお客様を対象にする場合の進め方です。
お客様の特性や個性を活かし、お客様の幸せと発展のために空間を構築します。ヒアリングとコミュニケーションをある程度重視します。お時間、条件についてはご希望に応じて柔軟に対応いたしますが、本来的には計画には相応の時間が欲しいところです。
お急ぎの場合であっても、ご希望やビジョンと十二分にかみ合う計画に、必ずいたします。
主な流れ
01. ヒアリング・現地確認(お客様・当社)
02. 役所調査~コンセプトとプランの試案(当社)
03. プレゼン~具体的検討へ進めるかどうかの見通し(当社⇔お客様)
04. 基本設計図・CG・模型等作成~設計打合せ
05. 設計監理契約
06. 実施設計図作成~工務店選定・工事契約
07. 建築確認申請
08. 着工~工事管理⇔工事監理
09. 建築完了検査
10. 設計事務所検査・施主検査~是正工事・引き渡し
01.ヒアリング・現地確認(お客様・当社)
●スケジュール感:お客様のスケジュールにて
設計検討に入る前の前提として、お客様のご希望と、敷地や現況の確認は何より重要です。
最初のヒアリングをする場所はどこでも良いですが、現状のお住まいや店舗、事務所でお打合せすることで、打合せ中に気づく事柄も共有できますし、お言葉以上のコミュニケーションができることも多いです。
計画地が決まっていなければ計画地に対する条件をお伺いし、計画地探しのお手伝いをすることは設計事務所でも可能です。特に空間イメージやお住まいに対するこだわりなどが先行してある場合には、それに対応しうる敷地をお探しする、そういう順序も当然あります。
計画地が決まっていればご希望をお伺いし、計画地を確認します。
最初のヒアリングもしくはその直後でも、矛盾していても良いので、できる限り多くのご希望を挙げていただければと思います。その中でお客様の優先順位をお打合せの中でお伺いできればと思いますので、事前に簡単にご希望内容のお話合いなどしておいていただければより、スムーズです。
※
遠隔の地からのご依頼で、直接お会いできる状況でない場合は、以下の資料をそろえていただければ計画案の提示は可能です。全てでなくてもケースバイケースでご対応できますので、その場合はご相談ください。
①Googleマップ等による計画地の図示
②敷地測量図
③①の住所・地名地番(②に入っていれば不要です)
④①の土地登記簿謄本
⑤敷地に接する道路の道路台帳(役所・Web上で取得可能な場合は結構です)
⑥上下水道台帳(敷地廻りの上下水道の配置状況が確認できるもの)
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02.役所調査・プランの試案~方針の話し合い(当社)
●試案のスケジュール感:初回ヒアリング後、通常1週間程度
●話し合いのスケジュール感:一般的に1ヶ月程度(2~3回お伺いするイメージ)
※メールは当然のこと、必要に応じてWebミーティングも併用します。
ご希望内容と、敷地についての法的・物理的・技術的制約を踏まえた上で、当社の方から試案を提示します。
どのくらいの大きさの、どのくらいの部屋数の、どのくらいの面積の建物が建ちうるかの大体のイメージを初回の試案で共有いただき、むしろここから具体的なご希望を付加していくようなプロセスです。
あくまで画像にあるようなポンチ絵をタタキ台にして話し合いを開始するので、以降に大幅に変わる前提ですが、お客様の興味があることや好み、あるいは嫌いなものなども考慮に入れて進めていければと思います。
確保できるスペースの限度や敷地の制約などにより、場合によってはこの段階で諦めていただくことも出てきますが、ご希望と試案との間で検証することで、以降がより適確なものになるように(≒原則心残りがないように、笑)、整理していきます。
結果的に、お客様からの直接のお言葉が事前にコンセプトになる場合もあれば、当社より補足・ご提案させていただく場合もあり、まちまちですが、試案や資料をもとに計画のおおまかな方針について話し合い、お客様と当社で目的や方向性を組み立て共有していく、大事なプロセスです。
住宅の場合。例えば擁壁が必要で、建築可能範囲が当初から見える場合もあります。
リノベーションの場合。例えば現在のお住まいとお引越し先を間取や収納量などから比較したりします。案ほど比較対象を提示します。
外構のビフォア・アフター。写真CG合成にて最初から最終像が見えている場合も稀にあります。
企業様の工場・事務所の場合。敷地内にスペースがどのくらい確保できるか、スケール感の把握にも役立ちます。
仮想シナリオ・展開フロー。現在から見通した将来像へのシナリオを描いてから進める場合もあります。
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03. プレゼン~実施プロセスへ進めるかどうかの見通し・設計契約(当社⇔お客様)
●スケジュール感:話し合いに区切りがついた時点から、通常2週間~3週間
試案を基に話し合い、共有できた内容から、設計案、プレゼンテーションをまとめます。
実際には試案の段階からプランや外観は提示していくので、それらをまとめるプロセスになることが多いです。
平面図、立面図、断面図、CGパースまたは模型などをご用意し、計画案としてご提示します。
この内容をもって、以降の実施プロセスまで進めるか否かのご判断をお願いすることになります。
面積単価からの、工事概算金額もこの段階でならおよそお伝えできると思います。
進める場合には、この後、お客様と当社との間で設計契約を結んでいただきます。
逆にこの段階で、方向性そのものが根本的に共有できない、計画自体をまたの機会にしたいなど、当社の方で進めないことが明白な場合には、この段階で仰ってください。作業は一旦ここまでとします。
企業様新社屋の場合。基本計画図とCGパース、模型やサンプルもお持ちします。
マンションリノベーションの場合。平面図は実施にほぼそのままなることもあります。
リノベーションの場合の模型。
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04.設計契約・設計案の調整~実施設計・申請手続きの整理
スケジュール感:1週間~10日間